【霞が雲を熱く奪ってくれた瞬間】
【俺だろ】
ストレートに雲が言った。
この一言に、雲の想いの全てが込められていた。
それは、衝撃だった。
雲が、ここまで霞を大切に守ろうとしてくれているとは…
雲は、いつもやさしく明るく穏やかに話してくれる。
この時は、特別強い意志を感じた。
そして、雲の真剣さが伝わって来た。
涙が溢れて来て、何て雲に答えたのか
ただただ、ありがとうの想い。
雲だけを、大切にしていきたいと思った。
霞の中に、特別強い意志が溢れてきた瞬間。
この時のことを、最近、雲とよく話してて、「神降臨」だったねって
それまで、霞は毎日空の雲を見上げては泣いていた。
いろんな形の雲の中から、これだ!と思う雲に向かって、今日も霞のことを守って下さい。
いつまでも涙が止まらなくて…
きっと、大丈夫って、自分に言い聞かせて…
誰も、大丈夫って言ってくれなかった。
それは…
空の雲ではなく、今目の前にいる【雲】だったんだ。
雲と知り合う前から、空の雲を見上げてお願いしてたことを、雲は今初めて知る。
これは、運命なんだ。
【愛だろ愛】
雲は、こう言った
ここから、雲は、霞にたくさんの愛の言葉をくれる日々。
言葉のセンスがよくて、その一言に愛がいっぱい詰まってて。
霞は、自然と、それをうれしいメモしている。
「ねぇ雲、この言葉をブログにして残していかない?」
「いいね」
「言葉のチカラは、大きいからな」
こうして、雲と霞の2人だけの愛のブログ【雲霞の交】が始まりました。