【愛って何? 〜愛は盲目〜】
いろんな本を読むのが好きな霞。
ある時、本屋さんに入って、ふと一冊を選んで、真ん中辺りを開いてみた。
『愛してくれる人より、
大切にしてくれる人がいい』
よりによって、こんな言葉が出てくるなんて…
『愛してると言ってくれる人は確かにいる…
でもその人が口にする愛から大切にされてるとは伝わってこない』
常々、もっと大切にして欲しいと願ってた
だから、霞は心をえぐられたような気がして…
涙が溢れて来て、すぐに外へ出てしまった。
それから、いろんな季節が流れ…
本当の【愛】ってなんだろう。
ずっと、わからなくなっていってた。
唐突に、雲が言った
【愛は盲目】
好きに、理由なんかなく、
ただただ夢中で、
愛したくて…
大切にしたくて…
熱い炎になって、守っていきたくて…
きっと、これが【愛】
雲は…
霞を、すごく愛してくれる。
霞を、すごく大切にもしてくれる。
【愛】は、感じることだね。
雲「俺だろ」
霞「俺だね」
2人の熱く燃える火が2つ。
1つの燃え盛る確かな【炎】となった。
【愛】が、確かなものになった瞬間だね。
そして、今…
【愛は盲目】chu〜だね。
雲、愛してる
雲、大切にするね